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思うがままにならない人生、せめて日々のんびり適当に生きたい。そんな私のブログへようこそ。
2018年10月30日 (火) | 編集 |
向日葵の咲かない夏。タイトルだけみるといかにも爽やかそうな、まるで青春小説のような今回の本。そう思われる方も多いでしょう。実は私もそうでした。この本のタイトルにしても冒頭の出だしにしてもさらっと触れた感じではどこにでもある平凡な日常青春小説に見えます。

しかし最初に断言しておきますが、内容はヤバイです!超激ヤバ危険指定物に指定されてもおかしくないくらいの小説です。しかし残念ながらどうヤバイのかについては触れることができないのです。この小説のどこがどうヤバイかは皆様の目で判断してくださいませ。これからお読みになる方はどうかそのへんをご覚悟くださいませ。


------------【続きはここから】--------------

この小説の主人公となるのは小学四年生のミチオくん。ミチオの住む町では最近、野良猫の惨殺死体があちこちで見つかる事件が起きていました(この時点ですでに不穏な気配が・・・)。
そんなある日、担任の岩村先生からその日たまたま欠席していたS君へ読書感想文を届けるよう頼まれたミチオ。しぶしぶS君の家へ向かってみると・・・そこで首吊り死体になっていたS君を見つけてしまうのでした。

ところが一旦学校に戻って先生たちに事のあらましを報告し、すぐに先生と警察官がS君の家に駆けつけたときにはS君の死体がすっかり消え去っていたのでした・・・。


まあ大筋だけいうとこんな話です。ストーリーだけでもすでに非日常的な空気が漂っていますが、このあと事件の真相を求めてミチオが妹のミカちゃんとあちこち嗅ぎ回るにつれてこの世界の歪んだ面がどんどん表に出てきます。そして最後は驚異の展開に・・・。

詳しい内容に触れないようにしつつ短くあらすじをまとめようとすると映画や小説で普遍的に使われてそうな凡庸なシナリオ紹介になってしまいますが、内容はよくない内容(二重の意味で)です。
しかしその衝撃度や(ある意味での)読み応えはたった260ページ程度の小説にも関わらず大作にも勝る重さです。わざわざ手にとって読んでみるだけの価値はあると保証できるでしょう。ただしハッピーエンド至上主義者や爽やか系小説が好きな方は別ですが・・・。カオス系小説愛好者には間違いなくおすすめできます。
ここから先はどうか皆様自身で確かめてください。その勇気があるのであれば。

一つだけ忠告させてもらうとこの小説はお子様には読ませないほうが良いかもです。主人公が小4の男の子だったりする時点でぱっとみ子供向け小説とも見えてしまいますが、これは間違いなく成人向けです。タイトルと表紙のイラスト、そして文章から読み取れる第一印象に騙されないようにくれぐれもご注意を。


それでは狂った世界へようこそ・・・。



       


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